経験上、当たり年は3、4年に一度やってくるし、大当たりは10年に一度
くらいの割合でやってくる。
某は職業ピッカー(きのこを採取して卸しに売る人)ではないし、
どんな形の松茸でも喜んで採取する。
当たり年の場合はご近所や知り合いにもお裾分けをするのだが、
それ以外の年では大体は家族のみで山の恵みを頂いている。
毎年そうなのだが山に入って捜索開始し、シーズン最初の松茸に
出会うまでが大変である。
目が慣れてなく、ついつい目前ばかりを探してしまい、視野が狭くなる。
きのこ狩りに慣れてくると地形や木の大きさや下草の具合等から、
辺り全体を見渡しておおよその検討を行い、「あの辺りだ!」と
思うところまで山を歩くと、
このように効率よく一カ所で3本くらい採れるケースも多い。
しかも(カナダ的には)良いサイズだった。もちろんまだまだシーズンは始まったばかりで、小さな個体も多かった。
あまりにも極小な松茸はそのままにしておいたが、
シーズン初期のものは虫食いが多くて困る。
大きな傘が完全に開ききった大松茸が倒木の下から身をよじらせて
出ていた。
写真を撮ったこちら側からだと、手のひらよりも大きな傘がとても
目立ち簡単に採取出来るような気がするが、倒木側からだと
その存在に全く気づかないものです。
この松茸を見つけた時も 周りの地形等からあの辺りにあるだろうと
推測して、倒木の反対側も確かめてみて見つけたものである。
と、えらそうな言っているが、プロのピッカーはこんな傘が開いた
ものは絶対取らない。
しかも今年は当たり年のために卸値が安いそうで傘が被った
一等品以外は値が付かないそうだ。
当然ながら某が優しく掘り起こして頂きました。
遠出してたったの4時間ほど山のなかを探索したのですが、
家族のみでなくご近所にも振る舞えるくらいの量の松茸が採れました。
数えてないが50本以上は採ったと思います。
今回は松茸以外にも色んなきのこを採取しているが、
それについては後日報告することにします。
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