見かけるきのこです。
英語での通称はThe Princeと云う。
ザ・プリンスとはえらく高貴な名前で、もともとは高貴な貴族の
食事に献上されていたとかないとか・・・そんな経緯でこの名前が
付いたようだ。
学名はAgaricus augustusというらしい。
アガリスク、つまりハラタケ属のきのこということで、
日本では本種は確認されていないようで、当然ながら和名はないようだ。
なのでどのように学名を発音していいのかも分からないし、
(勝手に)アガリスク オウガスタスと呼んでいる。
北米では一般的にプリンスと呼ばれているので、プリンスで良いと
思う。
また一般的な栽培マッシュルームのアガリスクと同じように傘裏は
薄い灰色がかったピンクに近い茶色といたヒダが密生している。
幼菌はとにかく可愛い。
通常は密生して比較的松葉の堆積したところに松葉を押し上げて
顔を出してくる。
松葉の少ないところでは幼菌のまま乾燥してヒビが入った模様に
なることもあるが通常は、
こんな感じで松葉を押し上げていく。
最後まで顔を出さないで傘がどんどん成長した個体は直径30cm以上に
なって見た目も気持ち悪く とても食用にしようとも思わない。
北米ではとても人気でおいしい茸としてきのこ採取家の
メインターゲットになっています。
アガリスクなので普通にスーパーに売っているシャンピニオン
マッシュルームやポータベラ茸と同じ理由で北米人には人気である。
食感はとてもしっかりとした歯ごたえで、コリコリして美味しい。
ただこの時期は松茸やイグチや様々なきのこに夢中になってしまい
プリンスを採取することは少ない。
今回もまた写真に収めるだけであった。
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