2014/10/07

松茸が大豊作 2014年10月のきのこ狩り

地元の里山も数多くのきのこと出会えた2014年であるが、
某が毎年足を運ぶ松茸山も今年は当たりだったようだ。
8月の降雨量が過去10年間で2番目に多く、徐々に涼しくなって
9月初めより松茸が採れだしたようだ。

今年は10月初旬にようやく時間が取れて、松茸をメインに
きのこ狩りに行ってきた。
森に入っていきなり見つけた松茸。
やはり今年はかなりの当たり年のようだ。
例年なら30分歩いて1本か2本採れるくらいなのに今年はその数倍は
余裕で見つけることが出来る。
このように一度に5本採れることは決して稀なことでは無い。
松茸だけで味気ないので他のきのこもやはり持ち帰りたいので、
今年はこれも当たり年だったナラタケです。
しかしこれはちょっと老菌で写真を撮るだけにして、なるべく良い個体を
探すことにした。
その間もどんどん袋に松茸が増えていく。
柄の部分が透き通るように白くて傘も開いてない上物のナラタケを発見。
その後もたくさんのナラタケを採った。
今年は松茸とナラタケが良かったようだ。
同じ山でショウゲンジもよく採れるのだが、
今年は少し少なかった。でも探せば良い個体も徐々に見つかり、
家族で食すにも十分の量を確保できた。
そしてその間も松茸は増えてゆく。
ツガタケも僅かであるが採取することが出来た。
松茸やツガタケのような歯ごたえのあるきのこが某の好みで、
こうなるとやはりクロカワが欲しくなるが今回は見つけることが出来ない。
クロカワのシロを数カ所回ったが全く出ていなかった。
アンズタケも調子良かった。
いつもはこの場所以外の別の場所で大量に出るシロを回ってアンズタケを
採るのだが、この場所で必要充分な量を確保できてしまった。

この時点でかさばるナラタケやショウゲンジ、そして以外と重量のある
松茸やアンズタケを抱えていると森の中を歩くのにも苦労する。
森の奥の奥にあるシロにたどり着く前に他のきのこで籠一杯になり、
車に一旦戻り荷物をおろす。
そういったことを繰り返していると、もうすぐ帰宅の時間が近づいてくる。
どら焼きのようなアミハナイグチを見つけた。
今年はイグチが少なかった。
探しても探しても松茸とナラタケばかりで、欲しいイグチがなかなか
見つからない。
もう諦めて帰ろうとした時に
やっと見つけたハナイグチである。
松茸も良いがきのこ狩りに来るとやはりハナイグチがないと
話にならない。
某が好きなきのこの上位に入る優秀な食菌で、いまさらそれに
説明など不要であろう。
しかし数が伸びず20本程度しか見つからなかった。
きのこ山は自宅から遠く、採取したきのこは帰途への道のりでも
徐々に新鮮さを失う。
特にハナイグチは黒変しやすいのでバケツに水をはって そこに
きのこを入れて持ち帰る。
ハナイグチは某の好きなきのこということもあって特に丁寧に
取り扱っているが、
ナラタケ等は大きな箱に一杯詰め込んで持ち帰った。
真ん中にアンズタケも混じっているが、数が数だけにすこし
乱暴に扱いすぎたようだ。
箱に半分くらい採取したショウゲンジもすこし乱暴に扱ってしまい
脆い傘の部分がボロボロになってしまった。
メインで採っていた松茸はとにかく大量で段ボールに2箱半ほどを
埋め尽くした。
帰りの道中も車内が松茸の匂いで充満して 今回のきのこ狩りは
十分な量を確保することが出来た。

今回上記のきのこ以外にもたくさんのきのこが発生していた。
ムラサキシメジやキシメジなどもたくさん出ていたが、
後半は写真を撮る気力すら失い、疲れ果ててしまい
仮にその他のきのこを持ち帰っても腐らすだけかもしれなかったので
程々にしておいた。

ただいまほぼ毎日、毎食 きのこを食べている。
その後の下処理や料理に関して徐々に紹介していくことする。

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