2015/06/02

刻みわらびのお好み焼き

今年はとにかくたくさんの山菜を採ってきて、フレッシュな状態では
とても食べきれない量が冷蔵庫を占領してしまった。
当然ながら乾燥なり冷凍なりしてその大半を保存したわけであるが、
やはり新鮮な状態で山の幸を頂くのが一番である。
しかし毎日のように食卓に山菜料理を提供すると、さすがに自分以外の
家族はみなそれを敬遠するようになる。
とにかくいろんな方法で料理法を変えても日増しに食べ残されてしまう。
これは具材の半分をわらびで賄ったお好み焼きです。
今回初めて作ったのだが意外と皆に評判が良く、あっという間にすべてを
平らげてしまった。
「わらびのお好み焼き」なんて検索してくる人はいるのかどうだか
分からないが、自分もレシピを知りたくて検索したことがある。
そうするとそんな料理は皆無で埼玉県蕨市のお好み焼き屋ばかりが
ヒットしてくる。
またはわらびという名のお好み焼き屋ばかりで、もうこれは自分で
作るしかない。
まずはわらびを刻む。今回は使うキャベツを同量のわらびを刻んで
その他には海老と紅生姜を使った。
ネギが冷蔵庫に無かったこともあり 刻みわらびが何となくかたちも
似ている?という理由でそのまま代用した。
市販のお好み焼き粉が無かったので小麦粉、卵を出し汁で溶いて
つなぎを作った。
フライパンで焼いているところです。
ひっくり返すのに少し緊張感が走るが、なかなかちゃんと仕上がりつつ
あるようでひと安心だ。
よく見るとわらびの刻んだものが確認できるが、最後にお好み焼きソースと
青のり、かつお節をふりかけると普通のお好み焼きと変わらなくなる。

食感は言われればわらび入りのお好み焼きだと分かるが、
言わない限りは食感がソフトでふわふわした少し粘りのある(そこがいい)
おいしいお好み焼きのようだ。

これならわらび嫌いになった家族皆もまんまとわらび消費に一役買って
くれたので某としても大変嬉しい。

しかしながら全てを平らげるまでは家族にはわらびを入れたことは
黙っていたことは言うまでもない。

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