2012/06/26

アミガサタケが発生しない

6月中は毎週のように近所の公園や林に出向いたのですが、
まったくアミガサタケに出あうことはありませんでした。
今年はとにかく雨量が多く、絶好のアミガサタケハンティングに
なると想像していた地元の人も多かったです。

しかし6月の通常アミガサタケが発生する頃にたくさんの降雨が
あっても、もう時既に遅しになります。
本来は5月初旬にたくさんの降雨と安定した地温と気温が、
アミガサタケ発生にはいい状況であったと過去を調べるとわかる。

6月にいくら雨が降っても、もう遅いようである。
昨年はとにかく5月の雨が多く、反面6月はそれほど降雨があった
わけではなかった。
それでも大発生したのは多分、菌糸が成長する時期に十分な降雨と
気温が関係したのと推測している。

少し遠出すれば、毎年アミガサタケに出会える秘密のシロがあるのだが
今年は行かないことにする。

過去の経験上、山を上り下りしてようやく十数個のアミガサタケを
手に入れる程度だと思うので、見送ることにした。

しかしアミガサタケシーズンに出遅れた大量の降雨は、
その後発生するヒラタケ、そして初夏のヤマドリタケやアカジコウ、
キンチャヤマイグチ 等にはとても効果的なような気がする。

唯一残念なのが、その時期に某が多忙でなかなか
里山に出向けないことである。