2014/08/27

サンゴハリタケ

8月ももうすぐ終わりです。
少し前に雨の日が続いて朝夕が涼しい日も多くなった
里山では、そろそろ秋を思わせるきのこが出てないかと
ちょっと出かけてみた。
某が通う里山はいつも春きのこのアミガサタケが良く採れるところで、
秋が近づくといつもアカハツやキンチャヤマイグチが出てくれる。
キンチャヤマイグチは毎年安定して出てくるのだが、
今年は少し遅かったようで虫食いだらけの一本を見つけただけに終わった。
某の好きなきのこのひとつであるアカハツです。
松の木の下の枝の入り組んだところから傘をひん曲げながら出てきた
元気な個体である。
かなり散策したのですが、この他に3個見つけただけだったので、
今回は持ち帰らなかった。
巨大なヒラタケも出ていた。
しかし巨大すぎて傘が硬そうだったのと他の個体は雨でぐすぐすで
持ち帰らずに放置した。

8月半ばより9月初旬までには他にも優秀な食菌がたくさん出てくる。
実は毎年楽しみにしているのが
このサンゴハリタケである。
コリコリした食感がたまらなく、みそ汁や鍋物にはとても合うきのこだ。
この立派なサンゴハリタケは3年くらい前に見つけたもので、
それ以来毎年探しているのだが、なかなか見つからない。

アカハツやヒラタケが出ていてもそれほど数も出てないようだから、
今年もダメかと諦めかけた時に、
倒木になにやらカリフラワーの残骸のようなものを見つけた。
これはひょっとしてサンゴハリタケの幼菌の状態なのでは?と
思ってます。
久しぶりに見つけたサンゴハリタケらしきものなので、
大きく成長するのを待ってもう一度ここに足を運んでみて、
正体を特定したいと思う。
さらに移動して見つけたのが
これである。
これはもう完全にサンゴハリタケの幼菌である。
まだ10cmくらいの大きさなので、大きくなるのを待って
採りに来ようと思う。

ただ来週はちょっと忙しい日が多くて足を運べるかどうか
微妙です。

もしも運良く時間を作り持ち帰ることが出来たら、
3年ぶりのサンゴハリタケ料理を楽しみたいと思う。