2011/06/13

マルアミガサタケ

某の住む家の裏山には少しだけアミガサタケが発生する。
散歩道になっている道路の傍らに黄色い大きなアミガサタケが
いっぱい出ていた。
オオトガリアミガサタケを代表にするBlack MorelはMorchella elata
Morchella conicaなどが有名だが、
写真の通称Yellow MorelはMorchella esculentaの系統の学名が付いている。
和名ではマルアミガサタケやチャアミガサタケとかがそうである。
4本まとめて出ていたところ。写真では小さいように見えるが、
各々がかなり大きかった。

Black MorelもそうだがYellow Morelもかなり塊りになって発生する。
一つ見つければ、その場を動かずじっくりと辺りを見渡したほうがいい。
必ずといっていいほど何個か見つかる。
約二時間ほどの散索で計22本採取することができた。
大きなもので14センチもあったので食べ応えがありそうだ。
いつもの日課で天日で乾燥させることにする。
旨みの点ではBlack Morelにかなわないと言われるYellowだが、
乾燥させることによって風味を増し、極上のアミガサタケ料理に
使われることになる。

今年はすでに100本くらい採ったと思う。
わらびのところでも述べたが、あまり採りすぎると自然の恵みに対する
冒とくになるので、今年はこれくらいで終わりにしようかと思っている。

しかしながらアミガサタケのシーズンは短く、現在自分の持っているシロ以外に
新たなシロを発見してその年のシーズンを終わらすようにしている。
シロというのはきのこが発生するエリアのことで、局地的なものである。
シロを何箇所か持っていると効率的にきのこを探すことができる。

裏山にはもう何箇所かシロを持っているが、まだ今年は行けてない。
そのうち確認のために出向いてみようと思っている。



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