2011/06/27

アミガサタケの保存方法と虫

Black Morelトガリアミガサタケは大きさも少し小さいし、
細身でスマートなので、乾燥させるととても小さくコンパクトになる。
それに対しYellow Morelのマルアミガサタケは、生の状態でも
傘の部分がトガリよりさらに脆くてつぶれやすい。そしてでかい。
でかいので乾燥させると小さくなり保存しやすくなるので
いつも乾燥させる。
しかしトガリなどと比べても乾燥させて小さくなった感覚が
ちょっと少なく感じる。
これは採取してきたばかりのマルアミガサタケで、全長10センチの
個体である。
二日かけて天日で乾燥させたものがこれであるが、全長は僅かに
縮小して8センチになっていた。
傘の胴回りは15センチだったのが11センチにまで縮んでいた。
小さくはなっているが、それほどでもない。

アミガサタケは採取した生の状態だととても脆い。
しかし沸騰したお湯で加熱すると弾力をまして 扱いやすくなる。
生のまま冷凍保存するのも便利でよいが、保存に関してはやはり
天日で乾燥させるのが一番である。

アミガサタケのシーズン中は某の住む地方では雨の日も多く、
仕方なく室内で乾燥させる時もあるが、天日で乾燥させると
乾燥しいたけのように風味を増す。
一度からからに乾燥させると、保存は常温でできるので楽である。
乾燥させる際には網の上に置いてなるべく通気を良くして
乾燥させるほうがいい。
そしてアミアミの奥や柄の部分の根元にはきのこに湧く
虫がいたりする。
アップで見ると体が痒くなってきそうだ。
当然ながら目で確認できるものはその場で捕殺するが、割れ目等の
奥に潜んでいるものはどうしようもない。
乾燥させると自然と死滅する。
これらの幼虫が成虫に羽化したものかは定かではないが、
きのこの表面でぴょんぴょん飛び跳ねる変な虫もいる。
それらはとにかくぴょんぴょん飛び跳ねているので、網の上で
天日乾燥させていると、自然と落ちてゆく。

もうシーズンは終わっているので 採取したアミガサタケを
料理に使う時期になっている。
某のアミガサタケ料理で頻繁に登場するがやはりパスタである。
ついでオムレツやクリーム系のスープなどである。
和食では試したことがないが今年はたくさん採れたので、
何か和食に挑戦したいと思っている。



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