2011/06/21

アミガサタケのパスタ

アミガサタケがたっぷり入ったパスタを作ってみた。
通常はクリームパスタ等のこってりしたもののほうがきのこが
ソースと絡み合い美味しいのだが、今回はあっさりと
オリーブオイルとその他スパイスのみで仕上げてみた。
いつもは乾燥させたものを使うのだが、最近は天気が悪くなかなか
天日で干すことが出来ないきのこを生で調理することにした。
生と言っても、一度沸騰した湯で加熱する。
アミガサタケは生食すると軽い中毒を起こす。
もっともこのグロテスクな風貌のきのこを生で食べる人等
いないと思うのだが・・・・。
採取する際、あれだけ脆かったきのこが一度火を通すと弾力を増し、
取り扱いが楽になる。
湯がいたものを冷水にさらして一口大に切り分け、
余分な水分をぞうきんを絞るようにぎゅっと絞る。
アミガサタケのパスタは作る前からきっと地味で不味そうな
色合いだと想像できたので、タマネギ、赤ピーマン、ズッキーニ
スナップエンドウを適度に切り分けておいた。
野菜ときのこだけだと某は良いのだが他の家族の者が文句を
言いそうなので、イタリアンソーセージを小さく切りつけたものを
先に炒めて別皿に置いておく。
イタリアンソーセージは辛口とかいろいろあるが、好みで好きな
ものを選べばよい。適度な塩分もあるので、あっさりめの
パスタに混ぜるにはちょうど良いと思う。
パスタをゆでている間に、弱火でオリーブオイル、鷹の爪、
すり下ろしたニンニクをじっくり炒める。
火の通りにくいタマネギから先に炒める。
この時点から強火にかえて手際よく具を炒める。
その後アミガサタケを混ぜて
野菜を炒めて白ワインで少し蒸らし気味に炒める。
そして茹で上がったパスタを投入して、各種スパイスを入れる。
人によって様々だが、塩こしょうはもちろん、オレガノ、バジル等
ハーブ類で味付けしても良いし、塩こしょうの後に粉末の
だしの素と、醤油を入れて炒め上げる和風パスタも美味しい。
飾りのミントの葉っぱの奥にソーセージが何個か見えます。
基本的に少しあっさり目ですが、ソーセージと一緒に食べると
塩気が調度いいバランスになって最高の味わいとなります。



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